白百合日記

白百合→東大

『いまさら翼と言われても』米澤穂信

ちょっと前に本屋で買った。

文庫本を新品で買うのはいつ以来だろう。

 

なんとなく読んでいなかった(文庫で読む派で、文庫化を待っていたら熱が冷めた)古典部シリーズの最新作は、しかし大満足のクオリティであった。

古典部シリーズの新作を読めることが嬉しすぎて、短篇集なのをいいことに少しずつチビチビと読んでいる。

 

表題作はまだ読んでいない。

『長い休日』

古典部シリーズの短編はいつかまたまとめて文庫化されるとわかっていたのに、それまで読まないと決めていたのに、これだけは我慢できずに雑誌掲載時に読んでしまった。

確かユリイカ野性時代か何かだ。

数年ぶりに読んだけど、いいストーリーだった。家の描写とか、神社の描写とか、すごく米澤穂信っぽいし、映像化されてないはずなのに京アニの絵作りがぴたりとはまる。田中公平の劇伴が聞こえてきそうだ。クライマックスは間違いなくラストだが、俺は前半の生活感ある描写が気に入っている。

 

(以下括弧内妄言。三つ編みで大人しくて大人びてる、神社の娘で正月は巫女服を着てる同級生が社務所からTシャツと短パンで出てくるのやばくないか?それで気さくに話しかけてくるわけや、落ち着いた声で(CV:早見沙織)。これは勃起を禁じ得ぬ。以上。)

 

このあいだのブックオフのセールで『真実の10メートル手前』と『王とサーカス』も買っている。米澤穂信のあの軽妙な文章で語られる、大人になった太刀洗万智の活躍が楽しみだ。

 

明日は人から借りた十二国記を読む。読めたらいいな。